ゴミ屋敷業者のサービス内容
「年老いた親が住む実家や、亡くなった親族の家がいわゆるゴミ屋敷状態。何とかして片付けなければいけない」
「仕事が多忙で片付けを先延ばしにしているうちに、気が付けば自分の部屋が足の踏み場もなくなってきた。恥ずかしくて誰にも相談できない」
今の時代、ゴミ屋敷は決して特別なことではなく、実は多くの方がこのようなゴミ屋敷のお悩みを抱えています。
ゴミ屋敷状態になってしまった部屋は、自分たちだけで片付けるのはとても困難。
そんな時に頼りになるのが、プロのゴミ屋敷清掃業者です。
依頼できるサービス内容はゴミ屋敷業者によって異なりますが、一般的に次のような作業が挙げられます。
●ゴミの分別整理・仕分け
部屋に溜まってしまったゴミを、不用品・ゴミ・残すものに仕分けし、分別整理してまとめる。
●貴重品類の捜索
本当は大切なのに行方不明になっていた貴重品を、ゴミの中から見つけ出す。
●ゴミの回収・搬出
処分する不用品を梱包して、回収・搬出。
●不用品買取
買取可能な物品があれば、その場で買い取り。
●室内の清掃
搬出作業終了後に、室内を清掃。
●害虫駆除、消臭・除菌
部屋の状態や依頼者の希望に応じて、薬剤や機器を使って実施。
●原状回復
部屋の状態や依頼者の要望に応じて、壁紙やフローリング、畳の張り替え、ガラス交換などにも対応。
ゴミ屋敷業者に片付けを依頼した際の費用相場
ゴミ屋敷の片付けにかかる費用は、部屋の状態によってまちまちです。
同じ間取りであっても、実際に部屋に置かれている物の量によって大きく異なります。
依頼を検討している方は、ぜひ無料見積りをしてもらうといいですよ。
およその費用の見当がつきます。
あくまでも一例ですが、いくつかの業者の料金を表にしてみたので、参考にしてみてください。
1K~1R 1~2名 30,000~80,000円
1DK~3LDK 3~8名 50,000~500,000円
4LDK 4~10名 220,000~700,000円
1K 2名 35,000円~
1DK・1LDK 3名 50,000円~
2LDK 4名 120,000円~
一軒家 5名~6名 220,000円~
1LDK 2名 70,000円~
2LDK 3名 120,000円~
3LDK 5~6名 170,000円~
料金の決まり方
ゴミ屋敷業者に片付けを依頼する際の費用の内訳は、一般的に次の4つの要素から料金が決まります。
①処分するゴミの量
ゴミの量によって、手配するトラックの大きさや台数が変わってきます。
ワンルームマンションなら軽トラック1台で済むケースが大半ですが、2DK以上の広さになると2トントラックが必要になる場合が多いです。
②処分するゴミの内容
お弁当の空容器やペットボトル、スナック菓子の袋といった生活ゴミが中心なら、比較的安いです。
しかし、腐敗した生ゴミやカビが発生した布製品、家電・タンスなど大型ゴミは値段が高くなります。
③作業に必要な人数
片付け作業をする作業員の人数によっても、費用が変わってきます。
部屋が広く、ゴミが多い場合は状態に見合った人員が必要となります。
④オプションの有無
消臭・除菌や畳の張り替えなど、希望するオプションによっても費用は変わります。
業者によって、どこまでの作業が基本料金に含まれているのか、よく確認しましょう。
安く抑えるコツ
ゴミ屋敷業者に片付けを依頼するのは、やっぱり高いと感じる方も多いかもしれませんが、実は費用を安く抑えるコツがあります。
①相見積もりをとる
正式に依頼する前に、3社ほどの業者から見積もりを取ることをおすすめします。
高すぎる業者は悪徳業者かもしれませんし、逆に安すぎる業者は料金に含まれるサービス内容がとても少ない可能性があります。
②自分で処分できるゴミを片付けておく
このくらいなら自分で処分できると思うゴミを当日までに片付けておくことで、業者の作業時間や処理するゴミの量を減らすことができます。
③買取可能な品は、高値がつくよう下準備をする
処分する不用品の中に、買取可能なものがある場合、片付け費用から差し引いてもらえます。
外箱や保証書、取扱説明書があれば揃えておく、汚れや傷をクロスで磨くといった下準備をしておくのが、高く売るためのコツです。
ゴミだけが要らないなら不用品回収業者の利用がお得
部屋の中に物がいっぱいで手が付けられなくなってしまうと、ゴミ屋敷の片付け業者に丸投げしたくなる人は多いと思います。
でも、もし部屋の中にあるゴミだけが要らないのであれば、不用品回収業者に依頼する方が安くなるケースもあります。