自転車サビ取り方法① 薬剤を塗って待つだけ
近い距離の移動をはじめ、小さな子どもの送り迎え、たくさん買い物をして荷物が多い時といったシーンで活躍するのが自転車。
そんな便利な自転車の悩みのひとつと言えば、いつの間にかサビができてしまうことではないでしょうか。
自転車にサビができる最大の原因は、雨に濡れること。
雨の水滴が自転車に付いたまま放置されると、空気中の酸素と結合して金属が腐食します。
腐食して茶色や黒色に変色した部分がサビです。
チェーン、ホイールのスポーク(前輪・後輪を組んでいる骨組みのこと)、ブレーキのインナーワイヤー、カゴの足などは、特にサビが発生しやすい場所です。
自転車のサビを取るには、市販のサビ取り専用の薬剤を使うのが手軽で便利。
薬剤を塗って拭き取るだけで、簡単にサビを落とすことができます。
サビ取りの手順は、次の2ステップです。
できて日の浅いサビであれば一回の処理で落とせますが、日数が長く経過している頑固なサビには手ごわいです。
一度で落ちない時は、薬剤を何度か繰り返し塗ってみましょう。
僕のおすすめは、呉工業の「KURE チェーンクリーナー ジェット」「KURE サビ取りクリーナー」、レックの「茂木和哉 サビ落とし」です。
自転車サビ取り方法② こすって・磨いて・仕上げまでやる
サビ取りの薬剤を使っても取れなかったしつこいサビは、スチールブラシなどを使ってこすり取る必要が出てきます。
多少の手間はかかりますが、丁寧にやれば難しい作業ではありません。
具体的な手順は、次の4ステップです。
ブラシで強くこすりすぎると傷がつくので、力を入れすぎないよう気を付けましょう。
おおまかなサビが取れれば大丈夫です。
次に、研磨剤のクリームを塗って、滑らかな手触りになるまでこすります。
僕はブルーマジックの「メタルポリッシュクリーム」かソフト99コーポレーションの「ソフト99 サビ取りクリーム」をよく使っています。
サビが完全に取れたら、最後に仕上げとしてサビ予防のオイルを塗って終わりです。
オイルを塗ることで、水分と空気が結合するのを防いでくれるので、腐敗防止の効果があります。
僕のおすすめは、呉工業の「KURE スーパーラストガード」とエーゼットの「長期防錆オイル」です。
オイルは液が垂れないように、つけすぎには注意してくださいね。
自転車の買い替えも検討する
自転車にほぼ毎日乗っている場合、1~2年くらい経つと、各パーツが消耗してきます。
チェーンのたるみやブレーキパッドの磨り減りなどであれば、費用はあまりかからず簡単に修理してもらえます。
しかし、タイヤの劣化が進んでいる場合、パンクしていなくても前輪・後輪を両方交換すると、1万円くらいかかることもあります。
また、自転車を漕いだ時にカラカラと音が鳴る時は、ギヤの歯の部分が劣化してサビていたり、金属疲労を起こして欠けていたりする可能性が考えられます。
このような場合は、自転車をばらしての作業が必要になるため、パーツ交換だけでは済まず、費用がかさむケースが多いです。
また、屋根のない場所で駐輪していて雨ざらしになる頻度が高かったり、梅雨など湿度の高い時期にはハンドルやフレーム、カゴが錆びやすくなります。
まぁいいかと放置していると、カゴに入れたお気に入りのカバンにサビの色が付着して、取れなくなって後悔することもあります。
騙しだまし使っているうちにいくつもの不都合が重ならないよう、買い替えを検討してみるのが良いかもしれません。
古い自転車を処分する方法は、主に次の3つです。
- 粗大ゴミとして処分する
- 自転車買取専門店に買い取ってもらう
- 不用品回収業者に回収してもらう
自転車の他にも処分したいものがある時は、不用品回収業者にまとめて一緒に回収してもらうのが便利ですよ。
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