カーペットは掃除しないと汚い
カーペットは一見するとキレイで汚れていないように見えていても、実は繊維の中には汗や皮脂、髪の毛、フケ、食べこぼしや飲みこぼし、ホコリ、ダニ、ペットの毛、カビなど様々な汚れが溜まっています。
掃除機をかけているだけでは、カーペットの繊維の奥に入り込んだ小さなホコリやダニなどを完全に取り除くことは難しいです。
ダニの死骸や糞は、喘息やアレルギーを引き起こす原因にもなるので、健康に悪影響が出てきます。
適切な頻度と方法で掃除することが大切です。
ここからは、普段の掃除と念入りにする掃除に分けて、カーペットを綺麗に掃除する方法を具体的に解説します。
普段のカーペットの掃除方法
普段にするカーペットの掃除では、できるだけこまめに行えることを重視しましょう。
なるべくシンプルなアイテムを厳選して、手軽にできる方法がおすすめです。
面倒くさくてたまにしかできないのでは意味がありませんからね。
用意する物
用意する物は、ヘアーブラシ、掃除機、粘着ローラー(コロコロ)の3点のみです。
ヘアーブラシの代わりに、洋服ブラシ(毛足の短いタイプ)でも構いません。
掃除手順
まず最初に、室内の窓を開けて、風通しを良くしておきます。
目に見えない小さなホコリも舞い上がるので、忘れないように開けてくださいね。
両方向から掃除機をかけることで、カーペットの繊維の奥まで入り込んでしまったゴミも、しっかりと吸い込むことができます。
粘着ローラー(コロコロ)は、掃除機ではなかなか吸い取りきれない髪の毛やゴミをしっかりキャッチしてくれます。
特に、ペットを飼っている家庭は、こまめに掃除できるよう部屋の使いやすいところに置いておくことをおすすめします。
月1でやりたいカーペットの掃除方法
普段のカーペットの掃除だけでは、どうしても限界があります。
月1ペースを目安に、使う道具を少し増やして時間もかけて念入りに掃除しましょう。
普段の掃除では取り切れない汚れまで落として、カーペットを徹底的に綺麗にできます。
用意する物
用意するものは、ヘアーブラシ、掃除機、粘着ローラー(コロコロ)、ゴム手袋、雑巾(3枚程度)、カーペット用洗剤、ベンジンの7点です。
掃除手順
普段のカーペットの掃除と同じく、まず最初に室内の窓を開けて、風通しを良くしておきます。
次に、カーペットの上にあるテーブルやイス、ソファー、ラックなどの家具を移動させます。
カーペットを手で軽く撫でて色が濃く見える方向に向かって、ヘアーブラシを使ってブラッシングして汚れを表面に浮き上がらせます。
縦方向と横方向から、カーペットに掃除機をかけます。
ここまでの掃除でまだ取れないシミがある場合は、シミ抜きをしましょう。
カーペットのニオイが気になる時は、消臭効果のある重曹を使うのがおすすめ。
重曹水を作ってカーペットにスプレーして、乾いた雑巾で拭き取りましょう。